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おいしいストーリーと料理のレシピ

創作料理が大好き。美味しい物を作りたい!色んな人の美味しいレシピも知りたい!そんな気持ちから生まれた食いしん坊なブログです。※リンクフリーです。リンク歓迎します♪

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02/21/09:13  アボカドの香味野菜サラダ入り♪でかでかハンバーグ★カレーソースで香り豊かに…

こんにちは。はるちゃんです♪

 

お団子、サンドイッチ、パイ、餃子、タコス…何かを包んだり、挟んだりすると、新しい美味しさが生まれます。  

この「包む」調理法って、外の素材と、中身と、二つの味や食感とそのハーモニーを楽しめるだけでなく、間接的に熱を通す事が出来るなど、優れた面が沢山ありますね。風味が増したり、ボリュームが出るという面もあります。

香りの良い野菜でサラダを作って、ハンバーグの中に入れてみてはどうかな…って、考えてみました。
ハンバーグの肉の風味と、香味野菜の香りが引き立ちあい、綺麗な彩りで、ボリュームも出ます。
思いっきりデッカイのを、ダーリンに食べさせてあげたい…という気持ちもあります。

材料;ハンバーグ(合い挽き450g、パン粉適宜、玉子2個、ガーリック、小麦粉、塩こしょう)、フィリングになるアボカドのサラダ(アボカド半分、春菊一掴み、バルサミコ、醤油、生姜ひとかけ、パセリ少々、ねぎ少々、ベーコン少々、セロリ2分の1本、カレー粉、塩こしょう)、カレーソース(少しの黒糖、玉ねぎ、ブイヨン、牛乳、カレールー)

①ハンバーグ種を作る。合い挽き、パン粉、玉子、ガーリック、小麦粉、塩こしょうを混ぜ合わせ、しっかり捏ねて、やや固めの種を作る。中身が入るので、少し締まった固めの仕上がりを目指します。

②アボカドサラダを作る。アボカド、セロリは荒みじん切り、ネギは小口切り、パセリ、ベーコン、生姜は細かいみじん切りに。春菊は茹で刻みます。それら全てを混ぜ合わせます。カレー粉、塩こしょう、醤油、バルサミコで味付けしてます。ここでカレー粉を入れる事で、カレーソースとの一体感が出ます。

③ハンバーグ種を広げ②を包みます。私は直径15センチ、高さ5センチ位の大きなサイズに作りましたが…お好みのサイズで。

④ハンバーグの表面をフライパンで焼いて、美味しそうな焦げ目がついたら、180度に暖めたオーブンで25分前後、火が通るまで、焼きます。

⑤カレーソースを作ります。フライパンでバター20gを溶かします。スライス玉ねぎを加えて炒めます。黒糖を加えて更に炒めます。(砂糖類を入れると、たまねぎが早く飴色になる技…reikoさんが紹介して下さいました。)薄めに溶かしたブイヨンを加えて煮詰めます。牛乳で水分を調整して、カレールーを加えます。



中身。グリーンが綺麗に残ります。何も知らないで割ると、ちょっと驚きがあって、面白いです。

ハンバーグの旨みが、香味野菜に移り、香りはハンバーグをより美味しくします。
一見、複雑そうですが、簡単に作れます。カレーソースなので、ご飯と相性良く、美味しく食べられます。

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02/20/10:11  簡単レバーパテ★紫大根のマリネでさっぱりヘルシーに…

こんにちは。はるちゃんです♪
レバーのパテを、通常とは違うヘルシーで、手軽な方法で作ってみました。
 
一般的なレシピは、レバーを油で焼きます。固くなりますので、生クリームや、大量のバターで湿り気を与えてペースト状にして、作られます。
でも…、あまりバターを大量に使うと、パテを沢山食べる事が出来なくなってしまいます。

そこで、牛乳で煮て、ほどほどのコクやミルキーな味わいを残しつつ、カロリーダウンしてみる事を思いつきました。最初から、肉汁や適度な湿り気が失われていなければ、後で何かを足す必要も無いですし、牛乳で肉を煮ると、独特の美味しさです。臭みを感じにくい利点もあります。

結果は上々で、とても美味しく出来ました。ワインやビールのおつまみに、合います。煮ると、素材が柔らかくなるので、鍋一つで手軽に出来るのも、良いのではないかと思います。

また、今回はさっぱり食べたかったので、むらさき大根という、甘い大根をマリネにしてみました。この大根は辛味が少々、糖度が6~7と果物並の上に、見た目が綺麗なので、とても素敵なトッピングになります。※糖度6~7とは、説明書きがされていまして、そういう品種のようです。

材料;鶏レバー(柔らかい部分)400g、牛乳、はちみつ大さじ1、しょうが一かけ、玉ねぎ2分の1個、マヨネーズ大さじ2、マスタード大さじ1、塩こしょう、隠し味程度に醤油、胡麻油、ブイヨン、白ワインか日本酒

①鍋に牛乳を沸かします。レバーが浸る程度の量でOK。
②レバーをよく洗い、血の塊や血管を取り除いておきます。ボウルに水を張り、何度か水を替えて洗います。
③しょうがと玉ねぎをみじん切りにし、はちみつと一緒に①に加えます。レバーを入れて煮ます。
④水分が半量位になったら、酒をカップ2分の1ほど加え、ブイヨンを溶かします。
⑤水分が無くなるまで、煮詰めます。
⑥鍋の中で、レバーを、マッシャー等で潰すか、フードプロセッサーにかけます。
⑦マスタードとマヨネーズを加え、塩こしょうで味付けします。
⑧好みで醤油や胡麻油を、少々加えます。



紫大根の断面。生のときは、放射状の模様になっているのですが(模様は色々なものがあるそうです)切って茹でると、細胞が壊れ、白い部分まで、色素が出てくるので綺麗なグラデーションになったりします。面白いですね。

牛乳で肉類を煮る場合は、塩味を感じやすくなるので、塩分を控えめに味付けしたほうが良いようです。マディラワイン、シェリー酒等、風味の良いお酒を入れても、薫り高く美味しくなると思います。胡麻油を加えると、香ばしさが加わります。

レバーは、甘辛く煮たり、レバニラ炒めにしても、美味しいですよね。ブルーチーズや洋ナシと一緒に、ワインのおつまみに、ぜひオススメです。 

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02/19/10:53  ミルクジャム★バナナのオープンサンド♪モーニングプレートに…

こんにちは。はるちゃんです♪



ミルクジャムというものを見つけました。私は初めて目にするものだったのですが、ヨーロッパでは昔から、砂糖と牛乳、その他のものを加えるなど工夫して、煮詰めて作られていたそうです。コンデンスミルクと、どう違うのか、少々混乱する所ですが、食べてみた味は全く違いました。凄く素朴。牛乳の美味しさを凝縮したような味で、大好きになりました。2個も買ってしまいました。

これは、軽い美味しさで、バナナと合わせて、朝食の一皿に、盛り付けてみました。
ドライフルーツと、ミルクジャムの香りは、お似合い。朝食のテーブルに、POP感が出て、嬉しくなりました。
朝、こういう明るいムードの食事を頂くと、元気が出ます!

A・(バナナのオープンサンド)…フライパンにオリーブオイルを敷き、山型イギリスパンを、美味しそうな焦げ目が付く位、揚げ焼きにする。カットしたバナナを乗せて、ミルクジャムを塗る。クランベリーで飾る。
B・(じゃがいもサラダ)…固めに茹で、塩こしょうで味付け、カレー粉をまだらに振る。

その他は…マヨネーズ入りの、スクランブルエッグ、菜の花、プチトマト、プルーンです。



「空口ママのミルク工房」のミルクジャム。材料は牛乳、グラニュー糖、てんさい糖。
これ、凄く美味しいのでオススメです。
楽天市場でも買えます。↓URL貼っておきますね♪
http://www.rakuten.co.jp/kwn/711964/

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02/17/20:06  簡単和菓子♪梅しそあん餅★梅しそ&ごま&緑茶の香りのハーモニー♪

こんばんは。はるちゃんです♪



行きつけのパン屋さん、フランス人のスタッフが居て、とても面白いアンパンが置いてあります。
コーヒーアンパン、梅アンパンは人気があるようです。梅の香りの餡、一度は作ってみたいと思っていました。

お団子にしようかと思いましたが…今日はお正月に使い切れなかったお餅を使ってみる事にしました。
たった3個だけ残っていて、二人で食べるのに、中途半端だったので、丁度良かったです。
また、梅干ではなく、あずきの粒感を残したかったので、ゆかりを使いました。

材料;お餅3個、あずきカップ半分、ゆかり、緑茶(細かめの茶葉)、胡麻、はちみつ

①あずきを柔らかく煮ます。柔らかくなったら、水気を切って、荒く潰し、はちみつとゆかりで味付けします。
②お餅をレンジで暖め、柔らかくなったら、オーブンペーパーに取ります。
③熱いお餅に、緑茶、胡麻をお好みの量、加え、混ぜます。熱いので、手を水で濡らしながら作業しました。火傷に注意です。
④丸めたお餅に①をつけ、包みます。写真のものは…胡麻と緑茶の入ってる状態が面白かったので、見えるように半分だけ包んであります。

濃い目に入れた緑茶に合いました。ゆかり、胡麻、緑茶…とても香りが引き立ち合っています。単純な味わいではないので、後を引くような美味しさです。お餅は冷めると固くなるのが残念ですね。早めに食べる必要があるなど…扱い難い面がありますので、次からはお団子で作ってみようと思います。

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02/17/03:55  トマトビーフシチュー★味噌とプルーンで女性に嬉しい♪♪♪

こんにちは。はるちゃんです♪

最初に、私に「洋食に味噌?!」という驚きを与えて下さったのは、大好きなブログ「Terry&Reikoのおいしいアドベンチャー」の、reikoさんの「週末ランチ★肉味噌パスタ」なのでした。まだ、こちらのブログをご覧になっていない方、是非オススメします。ユニークでお洒落なお料理、モダンな食器、キュートな小物、素敵です!

Terry&Reikoのおいしいアドベンチャー ←美味しそうなものが、いっぱい!!

さて、このパスタを見て以来、洋食を味噌仕立てにしてみたくって、うずうずしていました。牛肉を味噌漬けにしていたので、トマトシチューに仕立ててみました。(去年、「ためしてガッテン」という番組で、味噌漬けにすると、味噌酵素がたんぱく質を分解し、より美味しくなる…との放送内容を見て以来、私のキッチンに、味噌漬の食材が常備されるようになりました。)

また、以前ひねり出したレシピ…「トロピカル味噌」以来、味噌にフルーツを合わせた美味しさに夢中なので、今回は女性に嬉しい鉄分がたっぷり摂れる食材、プルーンを、味のアクセントに使っています。肉料理に合うフルーツのひとつで、ドライプルーンのベーコン巻きは有名ですね。

材料;前日に作った味噌漬の牛肉(スプーン山盛り2杯の合わせ味噌、同量の水を混ぜ、それに牛肉の切り落とし300gを漬け、よく揉んだもの)、ブイヨン、トマト缶1個、しめじ、たまねぎ半個、にんにく、プルーン5粒、ネギ、塩こしょう

①鍋にカット済みのトマト缶と、ブイヨン、にんにく、みじん切りの玉ねぎを入れて火にかける。

②沸騰し始めたら、牛肉を入れる。なべ底から、ヘラでかき回しながら火を入れていく。

③少し煮込んで、煮詰める。しめじと、刻んだプルーンを加えて更に煮詰める。

④塩こしょうで味を調え、食べる前に、小口切りのネギを入れる。(煮え切ってしまうと美味しくないので)

今日のお料理、油で炒める工程も無く(ちょっとカロリーカット気味)とっても簡単!30分もかからないです。お肉の柔らかさと、味噌のかすかな風味、プルーンの深い味わいのある甘さが、トマトの酸味とマッチして美味しかったです。お肉、お魚を味噌漬けしておくと、とても柔らかく、美味しくなりますし、便利ですね。昔の人の知恵って、やっぱりスゴイですね…。

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02/16/02:14  うずら豆とパセリのグリーンローフ★カリカリポテトを添えて…

こんばんは。はるちゃんです♪

左のローフ、ミートローフでは無いんです♪これ、お肉が入っているように見えます?

私はベジタリアンでは無いのですが、それほどお肉が食べたくない時があります。でも、男・ダーリンは、そういう訳にいかないので、豆料理を合わせると、なかなか助かったりしています。

先日ご紹介した愛読書「プリザービング」の中に、ほうれん草とパセリを混ぜて、グリーンに染めた、キジと豚の合い挽き肉(すごい組み合わせ!)が載っています。

これにインスピレーションを得て、お肉は一切使わないで、ひき肉に替えて…うずら豆と大量のパセリを組み合わせてみました。「プリザービング」に載っているひき肉には、ほうれん草がメインで加えられ、パセリは、ほんの大さじ2杯しか使われていなかったのですが…私は、刻んだものを…思いっきりカップ3杯ほど使ってみました。パセリの香りを、満喫したかったから。

また、食感の落差が楽しめるように、粒マスタード・マヨネーズを挟み、カリカリポテトと重ねてみました。これ、ちょっと独特の配合のようですが、うずら豆と大量のパセリ、なかなか良かったです!また食べたいねーと、お肉大好きな相方が、アンコールしておりました…。お肉が使われて無くても、そのような見た目&食感なら、OKなんですね…。

材料;パセリ(荒刻みで3カップ)、うずら豆(水煮缶)1缶400g、パン粉適宜、玉子1個、必要であれば塩こしょう、じゃがいも2個、粒マスタード、マヨネーズ

①水気を切ったうずら豆は、包丁で荒く刻んでおく。多少、豆らしさを残しておきたいので、ペーストにならないように…。少し味を見て、塩気を確認しておく。(塩茹でされる事が多いため)

②荒く刻んだパセリと①、割ほぐした玉子、パン粉を混ぜ合わせる。必要であれば、塩こしょうをして味を調える。

③オーブンペーパーを敷いた型に入れ、180度に暖めたオーブンで、25分焼く。(私は、水分を保つためと、コゲ防止の為に、紙でピッチリ接するようにして…包んで焼きましたが…燃えやすいために、包めないタイプのペーパーもあるようです。)

④じゃがいもは皮を剥き、スライスし、更に千切りする。塩こしょうをすると水分が出てくるので、小麦粉を振り、馴染ませ、多めに油を敷いたフライパンで、カリッと焼く。

⑤粒マスタードとマヨネーズを1対1で混ぜ合わせる。

⑥盛り付けて出来上がり。写真のように、重ねて盛り付ける場合、食べる直前が良いです。じゃがいものカリッっと、美味しい食感が楽しめます。

一緒に盛り付けたのは、とっても簡単な、チリ風味のチキン。冷めてもカリッと美味しくなるように、コーンスターチをまぶして、多目の油で焼き、火が通ったら、オイスターソースとケチャップを1対2の割合で混ぜたものと、唐辛子粉を加えて、馴染む程度に、焼いたものです。豚肉で作っても美味しいです。

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02/14/19:22  ココナッツプリン★ナイアガラにかかる虹のイメージで

こんばんは。はるちゃんです♪

とても素敵な写真がいっぱいのブログ「えいと@のお気楽写真館」で、ナイアガラの滝にかかる綺麗な虹の写真を拝見しました。とても私好みで、素敵だったので、お菓子で表現してみたくなりました。

素敵なナイアガラの虹!→えいと@のお気楽写真館

ココナッツプディングは、冬景色の白いイメージ。虹はオレンジ、抹茶などの自然な食べ物の色で表現しました。滝壷の感じを、玄米のライスパフ(ポン菓子ですね)で。凍りついた様子は、削りチョコと、刻んだチョコで表現しました…って、お菓子の説明だか、抽象画の説明だか、分からないです~(笑)

材料;ココナッツミルク400cc、コーンスターチ大さじ5杯、砂糖大さじ2杯、はちみつ小さじ3杯、ホワイトチョコレート、ライスパフ、トマトピューレやオレンジなどの色の綺麗なジュース等と、固める為のコーンスターチ少々。

①ココナッツミルク、砂糖、はちみつ、コーンスターチを鍋に入れて、かき混ぜる。コーンスターチが溶けたら火にかける。沸騰したら、よく練り混ぜておく。やや透明感、とろみが出たらOK。型に入れて冷蔵庫で冷やす。常温で固まって来るので、型にいれるまでは、素早い作業で。

②チョコレートは荒く刻んだ物と、削った物を混ぜておく。

③虹の部分を作る。それぞれのジュース類に、はちみつ、コーンスターチ少々を溶かし、レンジにかけ、火が通ったら練り混ぜておく。

④まだ③が熱いうちに皿の上に、虹を書いていく。(スプーンで乗せるようにして)

⑤冷やし固めた①を皿に乗せ、チョコレートをまぶす。

⑥食べる直前に、ライスパフを乗せる。

お皿にお絵かき、楽しかったです。ライスパフの食感と、プリンのプルプル感、ホワイトチョコレート、なかなかいけます。ただ、ちょっと抹茶は、この中で苦く感じてしまうので、キウイを使えば良かった気がしますね。お絵描きデザートを楽しんで作って、食べる人にも、喜んでもらえたら、嬉しいです。

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02/13/23:22  簡単パテ♪カスクルートを楽しもう★ビクトリア王朝時代のポッティング風

こんばんは。はるちゃんです♪

あっ。またサンドイッチ?って思わせてしまったら、ごめんなさい。3日前もサンドイッチでした…。でも今日の主役はパテです。フランスパンで作るサンドイッチ=「カスクルート」…写真のものは、フランス産小麦で作られた美味しいバゲットを使ってあります。フランスパンに合う、しかも簡単に出来るパテを作ってみました。

実は…このレシピ、思わぬ失敗から生まれています。以前、中国風のダシの取り方を間違え…挽肉を水で煮た鍋を、冷蔵庫に保管してしまった所…パテになってしまっていました。「さあ、中国風のダシで、美味しい中華スープを作ろう♪」と思ったら、パテになっていたのです。

そこで…世界中の保存食・常備食のレシピを集めた愛読書「プリザービング」(オーディド・シュウォーツ著)で、このような調理方法が無いか、調べてみました。すると…イギリスのビクトリア王朝時代に、細切れの肉とバターをワインやスープ等で煮て、柔らかくなるまで煮えたら、細かいペーストにし、容器に入れ、更に別のバターでシール(蓋)をし、冷やし固め、空気と材料を遮断する、肉の代表的な保存方法(ポッティング)があった事が、記されていました。この方法、私が失敗した手順と、かなり似てます。

失敗した手順と、ビクトリア王朝時代のポッティング方法の違いは…①大量の油脂(バター)を使わない点、②ペーストにしない点(もともと挽肉だから…)、③保存目的では無いので、脂肪でシール(蓋)をしない点。細かい部分はともかく、大まかな所、組成は、とても良く似ています。

ちなみに「ポッティング」で検索した所、全く調べる事が出来ませんでした。おそらく、このような手法は、あまり日本では広まっていないものと思われます。シュウォーツ氏によると、現代のイギリスでは、伝統的に愛されている手法のようですが、別の和訳があるのでしょうか?ただ単に「パテ」と言われているのでしょうか?

前置きが、かなり長くなりましたが、私の失敗から産まれた脂肪の少ないレシピ、材料は以下の通り。とても簡単です。

材料;合い挽き300g、ハーブ・スパイス(ナツメグ、タイム、セージ、オレガノ等)、ガーリック、塩こしょう、隠し味程度の醤油

①挽肉を鍋に入れ、ひたひたの水を入れて、ぐるぐる混ぜる。ハーブ、スパイス、ガーリック、塩こしょう、醤油を入れて、更に混ぜる。

②挽肉と水が馴染んだら、火を入れて沸騰させる。焦げ付かないよう、時々かき混ぜる。

③煮汁が煮詰まって、水分が飛んで、最初の半量位になったら火を止め、冷ます。平たい好みの型に入れて、表面を慣らし、冷蔵庫に入れ、冷やし固める。

保存するわけではないので、脂肪でシール(蓋)をする必要はありません。型から外して、カットして、パンに挟んでも良いですし、スプーンやバターナイフで、塗っても良いです。写真のカスクルートは、野菜類と一緒にカットして挟まれています。

シュウォーツ氏の著書「プリザービング」オススメの本です。1996年、イギリスで発行。イスラエル人である彼は、イギリスのレシピ、食材に留まらず、中東、ロシア、ヨーロッパ、インド等の保存食を、アレンジも加え、紹介しています。読者がインスピレーションや創造性を得られるよう、食材写真の美しいギャラリーによって、あらゆるスパイス、ハーブ、調味料、用具が紹介され、眺めているだけでも楽しいです。

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02/12/21:44  カッペリーニの海鮮和風サラダ★バルサミコでキリッと美味しく♪

こんばんは。はるちゃんです♪

白菜の間引き菜を沢山手に入れました。このような赤ちゃん野菜は、育った大きい野菜よりも、かなり栄養がたっぷり含まれるそうです。冬の美味しい海鮮と一緒に、ちょっぴり豪快にサラダにしてみました。

一皿でボリュームも出したかったので、今回、カッペリーニと合わせてみました。カッペリーニはシャープペンの芯程の細さのパスタで、簡単に2分で茹で上がります。たいへん細いので、ソースやドレッシングと絡みやすいうえ、滑らかな美味しさです。

海鮮は、サラダやカルパッチョに美味しい、イナダ、タコ、甘エビ、和風の味に合うカツオを使いました。しっかりバルサミコを効かせて、さっぱり仕上げてあります。また、野菜は和の素材を多めに使ってみました。バルサミコに馴染みが無い方でも、楽しんで頂けると思います。

材料;お好みの野菜(写真のものは…白菜の間引き菜、プチトマト、そばの芽、大根、人参、ラディッシュ、パセリ)、お好みの新鮮な魚介(写真のものは…甘エビ、イナダ、タコ、かつお)、カッペリーニ、ドレッシングの材料(バルサミコ、ガーリック、粒マスタード、グレープシードオイル、マヨネーズ、醤油)

①好みの野菜を洗い、下ごしらえする。人参は細かい千切り、大根は千切りして塩で揉んでおく。その他の野菜も食べやすくカット。

②好みの海鮮の下ごしらえをする。大きめに切ったり、海老の殻は取らない等、大抵は元の形が残っているほうが、豪華に見えます。

④ドレッシングの材料を混ぜ合わせる。好みの配合で…バルサミコ、マスタードが効いているほうが美味しいと思います。

⑤カッペリーニを茹でる。茹で上がったら、グレープシードオイルを回しかけ、馴染んだら④のドレッシングと合わせておく。

⑥野菜、魚介類、カッペリーニの順で盛り付ける。カッペリーニは巻くようにして、形を整えて盛り付けたほうが綺麗。

ドレッシングの絡んだカッペリーニを、他の素材と一緒に頂きます。大皿に盛り付けて、カリッと焼いたパンに乗せても美味しいと思います。カッペリーニは一般的に、あまり使われる事の無いパスタのようですが、直ぐに茹で上がるので、手軽に済ませたい時には、大変重宝します。

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02/11/19:41  サクサク♪カレーパイ★生地にヨーグルトで、ひと工夫♪

こんばんは。はるちゃんです♪

2日目のカレー。とっても美味しくなっているけど、どう食べるかが、いつも嬉しい問題です♪昨日、以前レシピをご紹介したキャベツカレーを作りました。

カレーうどん、パスタ、ラザーニャ、ドリア…いろんな風にアレンジ可能で、凄く楽しく頭を悩ませますね。でもでも…なんだか久しぶりに、サクサクしたパイが食べたかったので、カレーパイにしてみました。ただ、カレーもカロリーが高いし、パイもバターをたっぷり使うので、少し工夫してみました。

通常、アメリカンタイプのパイ生地の配合は、全体の3分の1~4分の1以上、バターが入ります。薄いバターと粉類の層が出来る事で、サクサクの生地を作ります。でも、今回はバターを5分の1以下に。その分、旨みを増す為に、冷水の代わりに、冷たく冷やしたヨーグルトを入れました。きちんとしたパイらしい層が出来るように、強力粉を多めに、粉の配合や手順も考えて作りました。

材料;バター80g、強力粉250g、薄力粉120g、玉子2個、ヨーグルト50g

①バターを5mm角に切る

②強力粉、薄力粉を混ぜ①のバターと、サックリ混ぜ合わせる。

③全てのバターに粉がついたら、ヘラ等で、バターを切るようにして、より細かくサックリ混ぜていく、

④更にそぼろ状になるように、ヘラでバターを潰す。玉子2個を割り入れ、ウエットなそぼろ状にする。

⑤そぼろ状になった粉に、ヨーグルトを加えて、軽くまとめる。練り過ぎない。

⑥生地をひとまとめにし、冷蔵庫で2時間休ませる。

⑦休ませた生地を6等分して、丸く伸ばし、更に冷蔵庫で1時間休ませる。

⑧カレーを生地の真中に乗せ、半月状に挟み、周囲を飾り巻きに捻っていく。

⑨180度に暖めたオーブンで25分焼きます。

カレーは、生地が膨らむ事を考えて、控えめに入れたほうが良いです。私は欲張りなので、パンパンに入れてしまって、一部、カレーが出て来てしまいました。チーズなど、いろんなものを一緒に入れて焼いても美味しいと思います。

織り込みパイほど、ハラハラしていませんが、サクサクして軽く美味しく、ヨーグルトが入っている分、生地そのものも味わいがあって美味しかったです。

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